どうも、サビぬきです。
前回お送りした琵琶湖遠征の翌日。
今回は、その後編。情報量の多いタイトルですが、シマヒレヨシノボリ狙いのプランをお送りします。
滋賀県に分布するヨシノボリは、次の4種と考えられています。
このうち、ビワヨシノボリは主に湖内に。
オウミヨシノボリは接続河川中下流域や水路に。
カワヨシノボリは接続河川上流域に分布する傾向があります。
そしてシマヒレヨシノボリは近年になり分布が確認され、主に滋賀県南部に分布しているようです。
今回は、そんなわけでシマヒレヨシノボリを狙ってみました。
▼参考資料
が、しかし!
結論から言うと、滋賀県ではシマヒレヨシノボリを得ることはできませんでした。
代わりに、カワヨシノボリが多く見られました。
そんなわけで今回は和歌山県の再訪と、後半は大和郡山市での金魚観光をメインとして今回はお送りします。
初手、びわこベース
琵琶湖東岸にも、水族館があります。
それがこの、びわこベース。
小さな水族館と書いてある通り、水族館としては比較的小規模な施設です。
しかし、中に入ると……。
展示魚種のラインナップが濃ゆい濃ゆい。
とにかく濃ゆい!!!
全国各地に淡水魚専門の水族館がいくつか点在していますが、その中でもトップクラスに入るマニアックな魚種選定だと思います。
ビワヨシノボリ、トウカイヨシノボリ、トウヨシノボリ西九州集団、カワヨシノボリ斑紋型。
展示されているヨシノボリがマニアック過ぎるラインナップで驚きました!
当然、ヨシノボリ以外のラインナップもなかなかにマニアックです。
ビワコオオナマズやビワヒガイといった琵琶湖らしい魚はもちろん、国内外のタナゴ類も展示されていました。
他にも、カエルやサンショウウオといった両生類も充実していました。
施設としてはぱっと見小規模ですが、ラインナップは非常に濃いです。
カエル、サンショウウオなど両生類もかなりの種数が展示されていました。
お土産も、淡水魚系の作家さんの作品が販売されており、なかなかに素敵です。
滋賀のシマヒレヨシノボリ?
それでは本題。
南下して、滋賀県のシマヒレヨシノボリを狙ってみます。
(晩にラーメンを食べたいので、ラーメン以外……いい感じのやつが見つかりませんでした)
軽く昼飯を平らげて、Googlemap上で目を付けていた河川にやってきました。
早速ガサガサしてみると。
網に入った時、明らかにビワでもオウミでもなく、生息環境的にはシマヒレであろうポイントで採れたのでいきなり目標達成!かと思いきやぬか喜びでした()
ふつうにカワヨシノボリです。
しばらく探ってみましたが、他にタイコウチやアカハライモリが入る程度。
魚ではないもので面白いものが採れてる感じですが、シマヒレヨシノボリではないためパス。
このエリアのサワガニは、どうやら紫色っぽくなるみたいです。
カワヨシノボリはたくさん採れるのですが、今回の目的ではありません。
シマヒレヨシノボリはいないようなので、後半は和歌山のポイントに移動します。
後半は和歌山県で
滋賀県から奈良県を突っ切る……予定でしたが、なんか京都大阪経由で高速で迂回したほうが早く着くらしい?ので、そちらのルートを採用することに。
そんなワケでポイントに着きました。
ガサガサしてみましょう。
なぜか、いない
このポイントは半年ぶりの再訪ポイントなのですが、状況が激変していました。
まず、水位が高くなっており、前回とは全く違う歩きにくい環境になっていました。
シマヒレヨシノボリもおらず、前回は見られたミナミメダカも見られません。
仕方ないので、少しポイントを移動します。
今回は行けた注目ポイント
前回、そもそも目を付けていたポイントには先行者(?)となる車がいてアクセスができませんでした。
しかし、今回は行けそうです。
前回攻めそこねた、本命ポイントは果たして?
採れました。
むちゃくちゃ居ました。
冬に訪れた際は全体的にサイズが小さめでしたが、今回はそこそこ大振りです。
シマヒレヨシノボリが多産するポイントは小型個体であることが多いので、大型個体が多産するポイントは楽しいですね。
リザルト
採集を終え、奈良へ
さて、これにて今回の目的は達成。
和歌山での採集を終えたあとは、奈良に向かいます。
この後は奈良県内で一泊し、翌日は採集せず観光だけして帰りました。
2024初夏の関西遠征、なんやかんやで結局2泊4日に()
でもまぁ無事、これにて終了!
次回の更新をお楽しみに。
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