ビワヨシノボリ採集記@滋賀県 琵琶湖2023

どうも、サビぬきです。

2023年5月。ビワヨシノボリの季節ですね。

という訳で、例年のごとく5月末に滋賀県に行ってきました。

琵琶湖大橋を望む 天気は微妙~

今回は琵琶湖博物館にも寄りたく、その後に採集に向かう というプランにしてみました。

初手、琵琶湖博物館

琵琶湖博物館は2月に水槽が破損する事故があり、しばらくの間一部展示室が閉鎖になっていました。

琵琶湖博物館、ビワコオオナマズの大型水槽が破損 擦り傷あるが命に別条なし|社会|地域のニュース|京都新聞
琵琶湖博物館(滋賀県草津市下物町)は10日、ビワコオオナマズ1匹を展示する大型の円柱状水槽が割れたと発表した。原因や他の水槽の状況を調査し…

ですがこの5月に復旧したそうで、これも行ってみたさを後押しする理由の一つになりました!

琵琶博のヨシノボリ

琵琶湖博物館では2種類の珍しいヨシノボリを見ることができます。

ビワヨシノボリ
アオバラヨシノボリ
大型の展示個体

琵琶湖博物館で展示されているビワヨシノボリはいずれもサイズが大きく、おそらく2~3年生きてる個体なのではないかと思われました。

ビワヨシノボリは通常、野生下では1年程度の寿命らしいのですが、飼育環境下だと最長で3年程度生きることもあるみたいです。

他に、ビワヨシノボリとは湖岸の利用について関連する、オウミヨシノボリとイサザも展示されていました。

オウミヨシノボリ(映りが悪い)
イサザ
ビワヨシノボリの解説

ビワヨシノボリ、オウミヨシノボリ、イサザは産卵時期をずらすことで競合を避けているようです。

夏場の湖岸にはオウミヨシノボリが増えますが、5~7月にかけての間だけ、ビワヨシノボリが急激に増加します。

このため毎年だいたいこのぐらいの時期に、私は琵琶湖に出かけています。

湖の幸の天丼

琵琶湖博物館でのもう一つの目的です。

琵琶湖特産種であるビワマスの天ぷらと、悩ましい外来魚であるブラックバスの天丼を食べることも、今回の旅の目的の一つでした。

サーモンに近しくも、それとは若干異なる独特のうま味と脂が感じられるビワマス、さっぱりとして淡白な白味のブラックバス、どちらも美味です。

ブラックバスは臭いイメージがあるものの、調理法次第でここまで美味しくできるのでしょうね。

寄り得!琵琶湖博物館

琵琶湖を訪れる機会があれば、とりあえず寄っておいて損はないレベルだと思います。

お土産にカワヨシノボリの箸置きを。

ヨシノボリのグッズってあんまりないので、見かけたら買いたくなっちゃいますね!

あとすぐ近くに道の駅もあります。
ついでに寄っておくと良いと思います。

2023年のビワヨシノボリ

さて、2023年5月末。
琵琶湖岸の様子は・・・?

いました。

・・・しかしいることにはいるのですが、去年よりも数が少なく、深いところに多かったので撮影がしづらく。。

まともに採れた写真はこの1枚だけでした。

ビワヨシノボリの他にも、オウミヨシノボリやヌマチチブも見れました。

ビワヨシノボリ、オウミヨシノボリ、ヌマチチブの3種は時期によって出現する比率が変わるのですが、今回の観察時はヌマチチブ>ビワヨシノボリ>オウミヨシノボリの順に多く見られました。

湖岸の波に揺られるビワヨシノボリ
これはオス
たぶんオス?
オス・・・かも?

今回の遠征ではまだ少し時期が早かったらしく、色づき具合も微妙な個体が多かったです。
婚姻色が出ていないと雌雄の区別が今一つはっきりしません。

本当はもう少し撮影を続けたかったのですが、時間なので適当に切り上げることにしました。

一番色が出ていたやつ。
集合写真。今年はまばら。

夕飯は福井県で

鹿児島風とんこつラーメン

本来寄る予定だったお店が臨時休業?かなぜか閉まっていたので、近くの別のお店に寄ることにしました。

鹿児島には今年別のタイミングで行く予定があるのですが、その予習ができて(?)良い感じでした。

道の駅も寄りたかったのですが、残念ながら時間が遅く閉まっていました。
鯖へしこのふりかけとか買いたかったなぁ。

2日目は京都府北部

朝に海を見てスタート

2日目はおまけ。

京都府北部でシマヒレヨシノボリを狙ってみます。

知人曰く、勝率は低いらしいですが・・・。
採れたらラッキーぐらいに考えておくことにしましょう。

何か所か網を入れてみましたが、結論から言うとシマヒレヨシノボリは採れませんでした。
珍しいのか、それとも私の探し方とは相性が悪いのか、なかなか難しいみたいですね。

キタノメダカ?
それともミナミメダカ?

シマヒレヨシノボリは採れませんでしたが、メダカが採れました。

このエリアのメダカはキタノメダカとミナミメダカの自然交雑集団と考えられているらしく、もしかすると珍しい代物なのかもしれません。

ヨシノボリではないので、見た目での違いはよく分かりませんね・・・。

シマヒレじゃなくてシマ。

ヨシノボリの魚影が流れの緩い水路で見えたとき、正直勝利を確信したのですが、掬ってみたらまさかのシマヨシノボリ。

知人から生息を聞いていなかった魚種だったので、ちょっと意外でした。
でも今回の狙いではないので残念。

生息環境的にはシマヒレチックな場所だと思ったのですがねー。

他にもいくつか空振ります。

これはたぶんトウ
これもたぶんトウ
これは・・・シマヒレかも?(自信なし)

いくつかそれらしき魚を見かけたポイントはあったのですが、残念ながら網に入ってくれませんでした。

その後いくつかgooglemapとにらめっこして良さげなポイントを回るも・・・タイムアップ。

なお知人曰く、シマヒレがそんなに欲しいなら、京都よりも山陽や四国で狙うのが確実だそうです。(今回はあくまでもビワヨシがメイン、シマヒレチャレンジは残り時間に付けたおまけなので・・・。)

というわけで、そのうち山陽エリアにも遠征してみようかな、と思います。

京都を満喫して帰路に

むちゃくちゃお土産を買いまくりました。

舞鶴プリン。
深山牛乳。
わらび餅仕立ての生八つ橋。
西日本限定になってしまったカール。
おいなりプリン。
ラムネ生八つ橋。
最後は京の鴨そばで〆。ねぎは九条ねぎかも?

これにて2023年の琵琶湖遠征は終了!

正直、目的自体は達成できたものの、今一つ不完全燃焼でした。()
もしかするとまた行くかな・・・どうかな・・・?

次回の更新をお楽しみに!(次回はたぶん山陽ではないです。)

▼参考:去年の琵琶湖遠征

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