魚津水族館&クロヨシノボリ採集記@富山&福井

どうも、サビぬきです。

この度は複数日にわたる大遠征に行ってきました。
その一部始終を紹介します。
いつもより長めの日程となるため、前後編の2編に分けてお送りしようと思います。

なお前編の前半は、ほぼ魚津水族館だったりします。
特に、魚津水族館に行ってみたいな~とお考えの方に有益な記録かもしれません。

採集は、後半で。

今回のターゲットは、こちら。

1.クロヨシノボリ@福井県
2.オウミヨシノボリ@滋賀県
3.ビワヨシノボリ@滋賀県

今回は新潟県スタートで北陸周りで琵琶湖に向かい、一度の遠征で3種狙ってしまおう!
という、強欲で貪欲なプランとしてみました。

というワケで出発。

ヒスイっぽい何か
ヒスイ海岸で寄り道したやつ

初日はいきなり採集・・・するわけではなく、まずは魚津水族館を目指しました。
なんでも、ヨシノボリの展示があるのだとか。

魚津水族館

魚津水族館
というワケで到着。

昼頃に魚津水族館に到着。
早速見てみましょう。

富山県のヨシノボリ

ヨシノボリ展示水槽

なんと、入っていきなりすぐにヨシノボリの大水槽が。

本州に生息する、よく見かけるヨシノボリのほぼ全種をいきなり見ることができちゃいました。

ルリヨシノボリ1
いきなりルリヨシノボリ。

個体数が多い!&とにかくデカい!
こんな水槽を私も立ち上げてみたいですね。
何か、閃いたかも?

ルリヨシノボリ2
ルリヨシノボリ
富山トウヨシ1
トウヨシノボリ
富山トウヨシ2
トウヨシノボリ

トウヨシノボリは、オレンジというより赤みが強い個体に見えますね。
個体差なのか、富山産の特徴なのか、飼育環境によるものなのか。

今回は富山県でのガサガサはしませんが、いずれ訪れるかもしれません。

ヨシノボリの近縁種 ゴクラクハゼ

ゴクラクハゼ
やたら巨大なゴクラクハゼ
ゴクラクハゼ1
ゴクラクハゼ2
ゴクラクハゼアップ

ヨシノボリの近縁種である、ゴクラクハゼも展示されていました。

ゴクラクハゼはヨシノボリと同じRhinogobius属ですが、かなり昔から独立種として知られています。(このため、当サイトではヨシノボリとしては含めていません。)

普通見られるのは5~6cm前後の個体が多いですが、魚津水族館の個体はとにかく巨大。
10cm近くあるんじゃないか というぐらい、迫力の大型個体でした。

ゴクラクハゼではヨシノボリ類共通の赤いV字バンドが目に入らず、この点で区別できます。
シマヨシノボリと生息環境が似通っていること、どちらも頬にミミズ状の縞模様が入るので、もしかするとシマヨシノボリと間違えることはあり得るかもしれません。

他の水槽を見てみると、

湧水のルリヨシノボリ
湧水水槽のルリヨシノボリ
湧水のオオヨシノボリ
オオヨシノボリ
カワヨシノボリ
カワヨシノボリ
カワヨシノボリ1
カワヨシノボリ2
カワヨシノボリ3

様々なヨシノボリが展示されていました。

特に富山県のカワヨシノボリは、日本海側では東限として知られています。
見た目は・・・静岡などでよく見る個体と、特に変わらないように見えますね。

その他の展示生体

他にもいろいろ・・・

白変ナマコ
白変ナマコ
ピラルク
世界最大の大型淡水魚 ピラルク
ツムギハゼ
有毒ハゼ ツムギハゼ
ツムギハゼ1
ツムギハゼ2
ツムギハゼの解説

有毒ハゼとして知られる「ツムギハゼ」も展示されていました。

初日はこんなところで魚津水族館を切り上げて、目的地に向かいます。

ラーメン

富山ブラックとんこつラーメン
昼食。
富山ブラックラーメン・・・の豚骨タイプだとか。

目的地に到着

福井県のどこか
福井県の目的地・・・に近いエリアに到着。

この日はもう遅いので、採集は翌朝からスタートします。

サバカツ定食
サバカツ定食。
このエリアはとにかく飯が旨い。

いよいよ採集

福井県では、「クロヨシノボリ」の採集を目標にしてみました。

早速網を入れてみると。

カワムツ
カワムツ

早速網に入ったのは、カワムツ。

シマヨシノボリ
続いて、シマヨシノボリ

前回の遠征で狙ったシマヨシノボリが、ここではあっさり網に入りました。

しかし、しばらくガサガサしてみても、「カワムツ」「シマヨシノボリ」以外の魚が網に入りません。

仕方ないので、ポイント移動することにしました。

無限シマヨシ編

移動先のポイントでは・・・

シマヨシ&カワムツ
無限シマヨシ&カワムツ編

クロヨシノボリが好みそうな浅い河川を狙ってみているのですが、どうも捕獲できるのはシマヨシノボリとカワムツばかり。

シマヨシノボリ、カワムツ、カワムツ、シマヨシノボリ、カワムツ、スミウキゴリ、シマヨシノボリ、カワムツ、カワムツ、カワムツ、シマヨシノボリ、シマヨシノボリ、カワムツ、スミウキゴリ、シマヨシノボリ、シマヨシノボリ・・・

カワムツ
カワムツ
シマヨシノボリ
シマヨシノボリ

この2種時々スミウキゴリ という感じで、無限に採れます。
とりあえず魚の数は豊富ですが、種類は・・・というポイントでした。

たくさん採れました

ただ、前回とは異なり、ここのシマヨシノボリはちょうど繁殖期を迎えているようで、お腹が美しいコバルトブルーに染まる♀個体が散見されました。

シマヨシノボリ♀の青い腹
青腹のシマヨシノボリ
鮮やかな青腹

もはや熱帯魚にも負けないぐらい鮮やかな青を示します。
これがシマヨシノボリ最大の魅力です。

しかし、今回のターゲットはクロヨシノボリ。

ちょっとダメそうなので、さらにポイントを移動します。

水中のシマヨシノボリ
移動先もシマヨシばかり。

ものすごくたくさんシマヨシノボリはいるようなのですが、シマヨシノボリ”しか”いませんでした。

これではダメと判断し、さらに大きくポイントを移動移動するも、惨敗。

婚姻色の鮮やかなシマヨシノボリをたくさん見かけることができたものの、残念ながら今回の遠征ではクロヨシノボリを捕獲することはできませんでした。

しかし、今回は長期遠征。

強欲ながらも謙虚さは大事。まだ他のターゲットがあります。
日程があるので、次のターゲットが棲む目的地となる、琵琶湖に移動します。

ラウンド2 琵琶湖編

琵琶湖に沈む夕日
すっかり夕暮れ。

なんとかまだ少し明るいうちに到着。

まだ明るいうちに水中にカメラを入れてみると。

なにかの影
この影は・・・?

何か映りました。

詳細は・・・また次回。
次回、琵琶湖編をお楽しみに!

▼次回の記事

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