トウヨシノボリ採集記@福島県 北部

既視感。前より天気は良い。
あと季節が進んでるの良いですね。秋と冬にもやろうーっと。

やあ(´・ω・`)

サビぬきです。
うん、「また」なんだ、すまない。

ときめきのようなものを感じたかどうかはさておいて。
今回は三度目の正直、トウヨシノボリ採集福島県北部編です。

1回目↓

敗因:季節が早すぎた

2回目↓

敗因:天気が荒れ過ぎた

今回のポイントはもともと早くから目を付けていたものの、なんやかんやで阻まれて。
3回目にしてようやっと挑戦権を得た感じです。

とゆーわけで早速行ってみましょう。

初手、飯。

到着時間がちょいと遅かったので、山菜そばを食べてからスタートです。
福島県の山奥の飯はだいたいなんでも旨いですね。


いざ現場に

なんかいるかなー。

何か所か探索の末、よさげなポイントを見つけました。
今回は水中写真多めです。

早速居ました。
いるいる。

目標のトウヨシノボリです。

ここの集団はどうも「白さ」が特徴的に見えますね。

ちょいと遠いところに。
オレンジ色の際立つトウヨシノボリらしい個体です。

実は採集中にまた空の雲行きが怪しくなってきました。
(このポイントには嫌われているんでしょうか?)

このため、十分数が集まったタイミングで足早に撤退します。
採集後の写真が少ないのはそのせいです。

このポイントはどっちかっていうと止水系。
また、釣り用に放流もしている水域なんだとか。

なので、交雑の可能性もあり得ますね。
でも外観からは、オウミヨシノボリっぽさはあまり感じられない集団だとは思います。


リザルト

今回採れた個体をじっくりと見てみましょう。

♂個体

上顎突出と下顎突出のどっちなのかは微妙・・・下顎かな?

尾鰭の付け根に鮮やかな橙色が入るのは、典型的なトウヨシノボリらしい特徴ですね。
背鰭は尖らないタイプの模様。

第2背鰭、尾鰭にも筋模様がかすかに見受けられます。

頬は無地に見えます。
顎は下顎突出に見えますが、微妙なところです。

♀個体

特に代わり映えのしない、ごくごくふつうのトウヨシノボリ という印象ですね。
少し白味が強いかもしれません。

この個体も頬は無地。

このポイントの個体は、全て頬は無地に見えました。


水槽内の画像

現地であんまりちゃんと撮れなかった分、こちらがいつもより多めでお送りします。

どことなく、尾鰭はシマヒレヨシノボリに似た感じの模様にも見えますね。
あれ、水槽内だとあんまり白くないかも?

下端部が赤いかも?
でもシマヒレヨシノボリにはない橙斑があるので、不思議な組み合わせ。
胸鰭分枝軟条数は18本かな?
赤いV字の入り方が個性的な個体も。(口で切れてる・・・)
白さ際立つ?♀個体。
この個体は水槽でも割と白残ってる気がします。
鰭パッチリ。♀はどこ産でもあんまり変わりませんね。

まだ探索する?福島県のトウヨシノボリ

木々の合間に見ゆる水面。この下にヨシノボリたちが暮らしているのかもしれない。
いないかもしれない。

というわけで3回目の福島県のトウヨシノボリをお送りしました!

福島県は山あり、海ありと地域によって環境の差が大きく、さらに東北地方ということでヨシノボリの調査があまり進んでいないエリアのようです。

この点から、なんか変わった個体がそのうち見つかりそうじゃない?
という理由で掘り下げてみております。実はこれで5産地目。

またトウヨシか・・・。
という場面もあるかもしれませんが、いずれ各産地じっくりこってりねっとりと比較してみたいところ。でっかいオオヨシノボリの採集が見たいとか要望があればそっちをやるかも・・・?
まぁ、いましばし、お付き合いくださいませませー。

もうちょっとだけ続くんじゃ!

それでは今回はこの辺で。
次回の更新をお楽しみにー。

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