トウヨシノボリ採集記@新潟県 佐渡島

どうも、サビぬきです。
今回も久しぶりの離島遠征・・・ではあるのですが、採集がメインではありません()

今回の遠征先は、新潟県の離島、佐渡島です。

家庭の事情で佐渡島に渡る用事があり、今回はそのついでに採集してきた結果をお送りする感じとなります。

3日間ほど滞在していたのですが、初日はお手伝いのみで終了。

実質的に採集に動けたのは3時間ほどでした。

佐渡の寿司は最高!

短期決戦

今回は使える時間が短いので、短期決戦。

佐渡島にはトウヨシノボリ、シマヨシノボリ、ルリヨシノボリ、クロヨシノボリが分布するとされています。
今回はこのうち、トウヨシノボリに対象を絞ってみました。

生憎の・・・雨!

それでは早速網を振ってみましょう。

・・・最初は意外と魚が入りませんでしたが、5分ほど振っていると。

採れた。

採れました。
一応、狙い通りのトウヨシノボリです。

このポイントでも、コツを抑えると割と簡単に採れるようでした。

一網でこれだけ採れる場面も。
トウヨシノボリ♂
トウヨシノボリ♀

サイズを選ばなければ、そこそこの数は居るようです。
もう少し大きな個体が欲しいなーと思いつつ、引き続き網を振ってみると・・・。

なんか違うやつが来た。

シマヨシノボリが入りました。
前回の和歌山遠征では、メインターゲットの一つとしたヨシノボリです。
佐渡島にもいるようですね。

トウヨシノボリ(上)とシマヨシノボリ(下)のセット

狙っていた、そこそこいいサイズのトウヨシノボリ♂が採れました!
これならいい感じに特徴が観察できそうです。

下に居るのはシマヨシノボリ。
このポイントでは、圧倒的にトウが多く、たまにシマが混じる感じのポイントのようでした。

最後に大きめの♀も採れて満足。

リザルト

最終的にこんな感じに採れました。

今回は使える時間が短かったので、採集はこれで終了。
採れた個体をじっくり見てみましょう!

トウヨシノボリとシマヨシノボリ

佐渡島産トウヨシノボリ

トウヨシノボリ♂
顔つきは上あご突出。頬には赤い小斑点が見られます。
トウヨシノボリ♂ 若いオス。
こちらも小斑点がまばらに見られます。
トウヨシノボリ♂ 若いオス 別の個体
この個体はかなり赤い斑点が密に見られます。
まるでオウミヨシノボリ?
トウヨシノボリ♀
薄いですが、小斑点が見られます。
トウヨシノボリ♀ 若いメス
斑点はまばらです。

今回採集した個体は、海に注ぎこむ河川の支流で採れた個体です。
♂の背鰭は伸長し、上あごも突出する形態から、典型的な両側回遊型の個体群と思われます。

佐渡島産シマヨシノボリ

前回、和歌山県では黒潮の影響があるかも?と考えて狙いましたが、今回はふつうのものと思われるのでターゲット外。
実際採れて観察しましたが、見た目通り標準的な個体だと思います。

しかしこれはこれで、佐渡島産シマヨシノボリということで貴重な記録かもしれません?

シマヨシノボリ♂
典型的な個体だと思います。
シマヨシノボリ♂ 大型個体
頬の模様もくっきり。

佐渡編、続く・・・かも?

今回の採集はスケジュールの都合上短時間でしたが、なんだかんだで佐渡島は家庭の事情で今後も何度か訪れそうな予感です。

佐渡島と言ってもなかなか広いので、次回は異なるエリアでの採集成果をお届けできればと思います。

佐渡サーモンの漬け丼!
ネギ油の効いた魚介出汁ラーメン!
アイスと言えば桃太郎!
朱鷺の島、佐渡島。
たぶん、そのうちまた訪れる気がします。

それでは今回はこの辺で!

次回の更新をお楽しみに。

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